書名 天空の文学史 雲・雪・風・雨
シリーズ名 天空の文学史
編者 鈴木健一
本体価格 2800円
ISBN978-4-8382- 3278-9
発行年月 平成27年2月
判形・製本 A5判・並製・374ページ
在庫情報

天空に描きだされる神秘性・心情表現・風景描写に日本人の心の在り方や季節感・美意識・宗教観をよむ。

【目次】
雲・雪・風・雨(鈴木健一)/『万葉集』の雲─偲ぶよすがとしての「雲」を起点として─松田浩)/平安和歌における「雨」(青木太朗)/『伊勢物語』の小野の雪(鈴木宏子)/『源氏物語』御法巻の秋風栗本賀世子)/『枕草子』の雪(吉野瑞恵)/『方丈記』の辻風(木下華子)/『徒然草』の雪(中野貴文)/『平家物語』の風(牧野 淳司)/中世和歌の描いた雲(山本章博)/蒙古襲来と神風(山本令子)/大物浦で義経を阻む風─風と平家の怨霊と─(鈴木彰)/天狗と風─怪異観をめぐる一考察─(門脇大)/芭蕉の雨(永田英理)一茶の雪(牧藍子)/江戸漢詩が詠んだ雪(小財陽平)/近世和歌が詠んだ雨(田代一葉)/幽霊や怨霊に伴う風─近世実録や読本の風─菊池庸介)/『北越雪譜』は雪をいかに描いたか(津田眞弓)/幻想の雪─『雪暮夜入谷畦道』─(光延真哉)/「風の又三郎」(高橋由貴)



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